のぼり旗の意味

多くの人が思っている「のぼり」のイメージは、マークなどを用いて目印として使用すると思うのですが、例えば学校の旗や国の旗、その他に神社などに必ず掲げられている「のぼり」などは、広告と言う目的ではなく、目印のために立てられているものです。

また、私がのぼりと言って思い出すのは戦でして、昔の日本は兵士を敵か味方か判断する為に背中に背負って使用されており、今のように爆撃などミサイルで撃ち合うという技術はなかった為、槍や刀を用いての接近戦や肉弾戦では区別がしづらいのです。

戦いのときに着用する武具に関しても判断できないものでして、映画やテレビを見ていると、色によって色別出来るようにしていますが、これは視聴者に対して分かりやすいように演出しているだけでして、実際のところは鎧を揃えるような軍資金なんてありませんし、戦いの中で汚れていき、顔を見ても誰だか分からなくなってくるのです。

こういう背景があるので、のぼりを背負う事によって、自分が敵なのか味方なのかを周囲に知らせる必要があったわけで、敵と激闘を交わした中で死んでいくのは納得出来るかもしれませんが、仲間同士での殺し合いはたまったものではありませんよね。

そういう意味でも、のぼりを背負う事で自分が何者なのかと言う事を表す目印になり、有意義な戦いをすることが出来たのだと思いますし、現代に例えて言うなら、スポーツで敵と味方を一瞬で判断できるように、ユニフォームを合わせるのと同じでしょう。

現在ののぼりと言えば、広告媒体として使用している方が多いですし、そのように認識している傾向が強く、中古車店やパチンコ店、ガソリンスタンドやスーパーなど、効果的にのぼり旗を活用していると思いますし、形や使い方に関して、日本独自の方法でのぼりを新たに発展させて言っているように思います。